haruの窓

北海道発

また同年代の訃報

またもや、同年代の訃報。作家、立松和平 62歳。

彼の存在を知ったのは、20代後半の頃と思うが、「遠雷」や「歓喜の市」、「途方にくれて」などの
著作を読む。
早大闘争を経て宇都宮市役所(県庁?)勤務。独特の栃木なまりが彼の人柄を物語るようだった。


最近では、群馬県山中で革命のためという訓練を通した連合赤軍事件を題材とした、「光の雨」などを読み、息苦しいまでの自己犠牲を強いた、当時の事件を思い出しもしていた。


相次いで訃報を聞くにつけ、何ともやりきれない思いだ。