haruの窓

北海道発

連呼ばかりの選挙戦

我が町の町長が体調の不良で遂に辞職。

選挙戦が始まった。


選挙には3人が立候補。8月25日には、青年会議所が主催して、3氏の立ち会い演説会が開かれたので、連れ合いと出向く。
その演説会には300人程も集まっただろうか。しかも。私を含めて年配者が圧倒的多い。
この管内では一番人口の多い町なのに、その程度の参加者。

さて、3人の立候補の動機や町作りのビジョンを聞いていると、若さを語ったり、民間の発想と言った、どこかで聞いたような台詞。

こんな町作りをしたいんだという熱意はどうも伝わってこない。今も町政治に異を唱えたり、こんな町作りをしたいという、全く持った具体にかけている。
住民とあまりにもかけ離れた町作りで良いのか?  

そんなことをつれあいとおなじく考えながら帰ってきた。


さて、8月30日から、街頭演説が始まった。取り決めをしているらしく、夕方の一定の時間になると、選挙カーからお願いを繰り返す声。

自分の政策を公開の場で堂々と語ることをせずに、お願いを繰り返すこの町の町長選挙は嘘くさい。


昨年には、前任地でやはり町長選挙を経験した。
両陣営共に、個人演説会を3回ずつも開いたし、政策ビラも何度も配布された。だから、どんな町にしようとしているのかが理解できたし、参加者からの質問だって当然のごとくあったものだ。

つまり、町の政治が住民に直接関係している意識を持った人が多かったし、そうした町作りをしてきた結果として、住民が主体であるという基本をおさえるひとが多くいたのだ。

町の広報で初めて、文にした候補者の考えを知る人がほとんどであろう。
むなしい選挙である。


暑い中、余計に暑苦しくなってくる。