haruの窓

北海道発

少年の主張

知人に誘われて、少年の主張という大会を聞きに行ってきた。

初めて行ってみたのだが、管内の中学校に希望を募り、その主張をみんなの前で訴え、審査をするというもの。要するに、弁論大会と同じようなものだが、この管内で行われた最優秀に輝いたら北海道大会に進み、更にその中で最優秀を取ったら、全国大会に繋がるという、大きな大会でもあるようだ。


今年は9名が参加。


何と何と実に堂々と発表している。恥ずかしさを出すこともなく、論旨も一貫している。
そして、原稿は一切見ないで、強調すべき所はゆっくりと大きな声で、諭すようないいかたをしたり、ちょっとした演技力も要求されるという高度なもの。


演題もいろいろなところから採られている。
汚い言葉を考え、相手を思いやる言葉の考察、野球を通して学んだこと、自分の夢を実現するために、震災で苦しむ人たちを知り、何を学んだか・・・・等々。


友人は緊張しまくっている。
娘の中学生の最後だから、特別な思いもあるのだろう。


しかし、素人の私が聴いていて、だれもが立派だったのだが、友人の娘さんのが一番良かったと思うし、説得力も十分あった。


審査の発表は、やはり、友人の娘さんが最優秀に選ばれていた。

彼は、娘と一緒に成長しているのだろうな。