明日戦争が・・・
国会前にはたくさんの人たちが集まり、怒りの声を上げた。
こんなにも早く閣議決定に持って行くなど誰が予測出来たか。
こんなに半狂乱になって、狂気の如く、憲法を無視し、従来の解釈を否定して新しい解釈を決めるなど、まるで独裁国家ではないか。
世論調査によると、66パーセントが反対だと言うが、こんな民主的手続きを無視したやり方に怒りを向けなければならない。我々が戦後習ってきた民主主義の仕組み手続きをがらがらと壊してしまったのが安部に他ならないのだ。
何よりも腹が立つのが、予め結論ありきで審議会や内閣法制局長官、NHK会長人事、そしてまた、労働時間の残業手当の支払いに付いてまで、働く側を排除しておいて、会社・経営側だけで物事を決めてしまうという、まるでどんな教育を受けてきたのか全く疑うような男が、好き勝手にしている、それが現在の日本だ。
こんな男をのさばらせておいてはいけないのだ。この男は、恥とか反省とか、正常な判断能力を持っているのだろうか。いや持っていないはずだ。
まるでだだっ子そのもののように振る舞う姿など、早く消え去って欲しいものだ。
昨日の夜のニュースや、ネットを見ていて、若者たちもたくさん参加したり、発言している。
どうしても、50代以上の人の方が反対の声を上げているのだと思っていたら、そんな若者の声を聞き少しうれしくなる。
さて、今日の東京新聞の社説で見つけたのだが、
「明日戦争がはじまる」という題の歌が載っていた。
まいにち
満員電車に乗って
人を人とも
思わなくなった
インターネットの
掲示板のカキコミで
心を心とも
思わなくなった
虐待死や
自殺のひんぱつに
命を命と
思わなくなった
じゅんび
は
ばっちりだ
戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる
宮尾節子さんという詩人が書いた。最近公開されネットで広まったそうだ。