haruの窓

北海道発

久しぶりの綺麗な羊蹄

先週の木・金曜日の低温には、農園で働いている身としては、寒くて仕方なかったが、土曜日から一転した素晴らしい天気の中、土日は家の周りの草取りをする。

昨日だって、気温は20度にもなったが農園は爽やかな風が吹き、実に気持ちがいい。働いている気分までが前向きになる。


朝の新聞で、知人の死亡を知る。つい1年程前の丁度この時期に知り合い、何度か俺の所に訪ねてきては話していった、俺より一回り程年の行った方だ。最後に来たのは2月頃で、ついつい長居をしているのを、職員が気にして、急な用事との口実でお帰り願ったのだったが。

本当に急な死だ。農園の仕事を途中で切り上げ、6時半の通夜に間に合わせる。途中、車を止めて振り返ると、姿の美しい羊蹄山が。ああ、この姿を4年間見続けたのだ。住んでいたときは、この綺麗さが当たり前だったが、毎日見ることができなくなると、無性に懐かしくなるというもの。実にいい。


さて、通夜の席で家族の方にも会って挨拶もしたが、本当に突然の死だったようだ。土曜日の日には町内会の花見があり、その準備を朝からして、酒の席でも楽しそうに振る舞い、宴が終わり帰宅して2,3時間後の夕方5時過ぎに突然の心筋梗塞により亡くなったそうである。

長寿社会の中での73歳とは早すぎる死だが、このところ立て続けにそんな話ばかりだ。


朝のスーパーモーニングで、久しぶりに社民党辻元清美の話を聞く。社民党の連立離脱を受けての出演だった。それで、彼女も国交省の副大臣として辞表を提出したのだが、沖縄の辺野古の移転は認められないのは、党としての大きな柱を失うことであること。閣内での仕事の充実ぶりや自身のやり甲斐のある課題に直面して、その立場を失うことへの無念さを滲ませた話をしていた。実に明快で爽やかな話しぶりだった。

秘書の不正使用問題などで議員辞職をしてから5年程。昨年の選挙で返り咲き、追及する側から、追及される側に身を置き、議員としての大きな幅が出てきたように思う。応援をしたくなる。


さて、今日から6月だ。風薫る季節の到来だ。 今日もいい天気だ。