haruの窓

北海道発

東京2日目

朝8時ホテル出発。いざ、大手門に。

その門から入り、皇居東御苑に。暑がり屋の俺としては、できるだけ歩きたくはないのだが、旧江戸城跡のその広大なあとに驚く。本当にこれが東京なのだと。

 
  

それにしても、東京と千葉の柏に合わせて11年も住んでいたのに、あまり東京について知らないものだ。皇居などにすら来たこともないし、ただ、北の丸公園は当時の集会などの集まる場所だったことを覚えてはいるが、その中すら、それ以外に歩いたこともない。


緑と石垣の世界に、ふっと違う色が見える。それが二の丸庭園のようで、刈り込まれたツツジや色とりどりの花菖蒲や池には睡蓮の花が見える。


 
 

その後、大急ぎで靖国神社へと向かう。あの靖国である。
右翼の街宣車が集まっている、参拝客が途切れることもない。傍らではかなり大がかりな骨董市が開かれている。

どうということもないが、やはりあの靖国という思いがつきまとってしまう。特攻隊員らが、あの九段の靖国で会おうと自らの命を捨てて戦場や敵地に赴いたこと。その精神の純粋さを利用した、時代の狂気をついつい思ってしまう。
 

その靖国神社の横に、遊就館という資料館がある。大急ぎで中を回るが、天皇制の歴史や特に幕末頃からの歴史や資料が豊富に集められている。わかりやすい解説に心がけられ、見ていて飽きないのではあるが、時間がなく詳しく見ることができないのが残念である。

その中には、回天という人間魚雷の砲弾や、零戦、当時の戦車が展示されている。

 


ここは、もう一度是非見に来なければならないとおもい後にする。


連れ合いは、この後昼食後、宇都宮に、そして俺は時間まで深川にと。


夜9時頃家に着く。すぐさま、上の娘から、どうだったと電話が来るが、疲れているからあとでと。向こうの家族とのこと詳しく聞きたいんだろうな。

暑い一日だった。汗かきの俺としてはハンカチを2枚も汗で濡らしてしまった。足も痛い。シャワーを浴びて冷たいビールを。明日は仕事を休み。朝は娘の弁当を作らねばならない。甘いな〜。