haruの窓

北海道発

パラグアイ戦

11時からの対パラグアイ戦を見る。

サッカーはあまり分からないが、岡田監督がかつてコンサドーレを指揮していたときに、J1に昇格したときでもあったので、彼には大きな期待を抱いていたもの。

しかし、Wカップ直前の練習試合での敗戦続きに、国民の多くが、大きな失望と怒りに近いようなものを抱かせる報道を見るに付け、短期間での人間の変質の恐ろしさを感じていたものだ。


セルビア戦とデンマーク戦に勝つに付け、とみにその守り重視の試合運びが評価を高め、そしてまた、チームとしての結束力を前面に出したチーム作りが大きな評価を生むことになる。


それにしても、本田にしろ遠藤にしろのフリーキックは素晴らしかったし、川島の完璧に近いゴール守護神の様は、久しぶりに熱い戦う気持ちを感じたものだ。


決勝リーグのパラグアイ戦は残念な結果となったが、あれは運に近いもの。本当に良くやったという気持ちだし、次世代の子どもたちにも大きな夢を抱かせたことになるに違いない。




さて、短期間での人間の評価ががらりと変わることであるが、そのようなことは大いにあり得ることでもある。しかし、こと政治に関しての民主党のv字回復などというものは、マスコミの世論操作による影響が多分にあることを感じてしまう。

新聞やテレビでの報道が、大きく世論を形成していくことを恐れるし、ジャーナリストたちはその恐ろしさを本当に敏感に感じて貰わなければならない。

俺も、小沢は好きではないが、国民総ぐるみでの小沢たたきには異常のような気がする。西松建設からの献金だって、前会長の証言にどれだけの信憑性があるのか疑わしいのに、報道でそれを報じて以降は、それが既成事実のように受け止められていること。


俺たちは馬鹿じゃないんだ。真のジャーナリズムをどれほど望んでいるか。そんな原点に返ることを期待しているし、そうあらねば、かつての道を再び歩むことにもなっていくのだと言うことを意識しておかねばならない。

マスコミに踊らされちゃたまらないぞ。