haruの窓

北海道発

墓参

昨日から娘の高校の学校祭。

昨日は連れ合いが仮装パレードを見に行ってきたので、今日は学校での様子を二人で見に行く。


隣の市に向かうが、対向車線はものすごく混んでいる。車の切れ間がない程で、こんな様子はちょっとこの辺では見たことがない。


俺にとって初めて入る学校。玄関先では焼き鳥などの出店が出て、行列を作っている。娘が演奏するバンドの出番は12時半頃とかで、それまで展示会場をまわるが、子どもたちが盛んに呼び込みをしている。

昔は、さまざまな社会問題や、周辺の課題などへの切り込んだ展示が多かったように思うが、どうも最近は、出店や、受けを狙っての学級展示が多い。

娘のバンドの演奏も、自己満足的でちょっとがっかり。


連れ合い曰く、平日は授業の連続で、2日前から本格的に取り組んできた学校祭だもの、準備の時間がないからやむを得ないように話すが、それでも、特色を出している高校の取り組みも伝えられてきている。

俺の卒業した高校は、20年程前から、全道に先駆けて垂れ幕作りを始め、それが全道的に広まっていったりして、それが伝統として町の誇りとまでになっているのに、それに比べ、中途半端だ。


校内的な体制の問題や、問題意識を持つ教職員がいないときには、何となく流れていくのだろう。重きをどのように置いて、学校作りをするかなのだろう。



その後、定山渓を抜けて、札幌の藤野にある、伯母の墓に参る。

俺が単身で動く年に亡くなり、独り身の伯母の家財道具をもらって、俺の単身赴任生活が始まったのだ。

座り机、ストーブ、冷蔵庫、洗濯機、石油ストーブ、タンスやソファなどなど、どれだけ経済的に助けられたか知れない。

そんな伯母のコンパクトな仏壇に退職の報告とお礼を言ってきた。4月から早くお参りにと思っていたが、ほっとして戻ってくる。