haruの窓

北海道発

新年の幕開け

一晩中風が吹き荒れた朝、外に置いてある除雪道具が前の道に散乱している。


鳥取県ではひどいことになっている。
日本海側の国道9号線で、雪でスリップしたタンクローリーを移動する間に雪が降り積もり、渋滞が25キロにもなり、一時は1000台もの車が立ち往生したという。JR山陰線も雪で駅や線路上で10数本もが立ち往生という。

東北の太平洋側や鳥取の米子で90センチ、近畿地方では50センチ、九州でも20から30センチも積もったところがあるそうだから、雪に対して準備をそれほど必要がないところの雪は、想像以上のものがあるに違いない。

車の中で新年を迎えた人たち、それほどの準備なく車を走らせた人たちの心細さは想像することが出来る。

快適な車の中から、一転して不安の中に投げ込まれることも予測しての準備が必要なのだろう。
危機管理である。



新年の食卓は例年通り。
豪華おせちは最近のブームらしいが、そんなのはいらない。
雑煮、黒豆、数の子、紅白のかまぼこ、筑前煮、飯寿司。そしておとそ。


我が家の初詣は、恒例の隣町の神社に。
    
     



その後、温泉に。
倶知安峠などは、路面が綺麗に出ている。
この地方の中でも、豪雪地帯で知られる倶知安ニセコは、何だこの雪はというように少ない。
倶知安ならば、もう年内に1回は排雪作業がされてもおかしくないのに、今年は排雪などまだまだしなくても良いほど。道ばたの雪の壁など見当たらない。例年の三分の一ほどの雪。ニセコはもっと少ない。


どおりで、ヒラフやアンヌプリでは雪不足で、スキー客がキロロに流れてきているという情報はどうやら本当らしい。


帰宅途中。火事の現場に。
国道沿いに小さな駄菓子屋のような閉じられた家があったが、そこから出火したらしい。
元日早々なので、車が少なく渋滞というほどではなかったが、新年早々の災難を気の毒に思う。