haruの窓

北海道発

伯母の死

母の姉が亡くなった。
それも、もう二ヶ月も前だったとのこと。


母とは3歳違いではあるが、母親が早くに亡くなり、また父親が違っていたこともあり、別々に育てられたようだ。
そんなこともあり、何度か行き来をしていたこともあったのだろうが、
母には特別に姉という感情は沸かなかったようだ。


今は娘さん一人が住むその家に、母と連れ合いと三人でお邪魔する。


記憶の薄れかかっている母は、断片的な記憶しかないようだが、
その家に泊まりに行った時、津波があり、近くの小舟が流されたこと、姉がゴルフ場で働いていたことなど、いつも話すことしか思い出せないようだった。
無理もないのかもしれない。


それでも、一つのけじめが付いたのだろうか、夕方、お参りが出来たことを喜ぶ電話がかかってきた。