蕎麦打ちの会
またしても蕎麦打ちの練習で、7人のメンバーとJRに乗って出かけてきた。
折から,風雪波浪警報が発令される中だけに、
普段からの行いの悪いものが誰かいるのだろう。
昨日までは穏やかで温かな陽気だっただけにそう思ってしまう。
こんな日には誰だって出かけることをためらってしまうものだが、
今日はそんなことは出来ない。
さて、俺は、前回参加して以降、YouTubeも見たし、5回も練習を重ねた。
娘が帰ってきた時に会わせて打ったし、妹が来るのにも会わせて打った。
そんな準備をして臨んだ蕎麦打ちは、先月と同じ師匠について打ち始める。
俺についた師匠は、結構細かな所まで指導してくれる人だ。
前回は、菊練りの仕方や、のしの仕方、そして、些細なことだが
切ってこまおとしをしている時の,置いた包丁の位置までも注意を受けた。
まだまだたくさんあるのだが、
練習の時には,そんなことを注意しながら練習が出来るので、良かったのだ。
まあ、今回は褒められた。随分練習したでしょうと。
彼は、一応昇段試験の時に,注意をすることをそのまま教えているようで、
普段はしないんだけれどもと言いながら、教えてくれているのだ。
だから、本当に基礎的事項をきっちりと教えてくれているのだ。
ちょっと出来るようになると、すぐ、十割などと我われは言うのだが、
そんなことは基礎がしっかり出来てからの話だと俺も思う。
簡単なものではないし,奥が深いのが蕎麦打ちでもあるのだ。
19時過ぎに帰ってくると、連れ合いと娘が待っている。
お湯の準備が出来ているというので,早速、打ってきた蕎麦を出して茹でて貰う。
いつもなら、「どうだ、美味いか」と、娘に言うのだが、
今日は,娘から,「美味しい」という声が帰ってくる。
そんなことを言ってくれるのは嬉しいものだ。
きっと、蕎麦粉も良いのだと思う。俺も幌加内のよりずっと美味しいと思うのだから。
その蕎麦粉も5キロほど買ってきた。
原価で取り扱ってくれて、1キロ1000円だ。
しばらく楽しめそうだ。