haruの窓

北海道発

遂に合格させた!

蕎麦打ち段位認定会に、二人の愛好会会員の応援に行ってきた。

 

朝6時集合。集合したものの、二人は昨日からご飯ものどに通らないとか、昨夜はよく眠れなかったと、どうしてこうネガティブな考えばかりをするのだろう。

これまでも何度も聞いてきたし、今日の試験に落ちたらもう会には恥ずかしくていることが出来ないなどと。それを去年の10月から毎週のように教えてきたのだ。

ほとんど付きっきりとでも言ってよいような状態だった。

何度、いい加減にしろよ! と投げ出したくなったことか。

まあ、それも今日まで。俺も随分と辛抱強くなったもんだ。

 

知り合いが3人二段を受験していた。実に堂々とした蕎麦打ちを見せてくれた。凄い、しっかりとした人について教わってのだろう。

一人は、79.3点とかで、最優秀賞を受賞した。

 

さて、我が会の二人は、すっかりと緊張しまくっている。手が震えて、こちらとしても見ていられない。

何でそんなに水回しが早いのよ! まとめるのが早い! 四つ出しが小さすぎる!

切りをもっと丁寧に! と。 そして、スピードの速いこと早いこと。二人とも三分近くも早く終わってしまっていた。そして時間を持て余し、1分も前に終了の手を挙げる。

 

特別大きな失敗が無かったものだから、ギリギリの点数で何とか合格。

それでも、二人は嬉しそうな表情をしていた。

 

楽しめばいいものを、気持ちの余裕すら持てなかったのだろう。

しかし、これをきっかけにして精進してくれると良いのだが。

 

帰ってきて、三人で祝杯を挙げた。飲んだ飲んだ。