haruの窓

北海道発

通常の感覚と違う

すっかりあきれ果てて最近は書くことをしないできたのだが、余りの醜さに我慢の限界を超えてしまう。

 

あの昨年夏の安保法制の国会論議を極力放映しなかったNHKが、1月からの通常国会は放映してるじゃないか。 どんな心変わりか。 

昨年夏には番組編成の都合とか言っていたのだが、さすがにあの時は、憲法違反法案を提出して、政府の強引な答弁を広く国民に知らせないようにとの忖度だったのだろうが、今国会は余裕で野党の追及と国民への刷り込みができると判断しているからなのだろう。きっとそうに違いない。

 

アベの強引にまくし上げる答弁はとにかく酷い。特に民主党議員がアベの政策や現実把握を迫ろうものなら、目がつり上がり、民主党政権時代と比べて数段によくなっているじゃないかと、都合のいいような資料を持ち出してまくし立てる。

今までにこんなにも不誠実な、敵意むき出しの答弁をしてきた総理なんていなかった。

審議してもらう立場にあるにもかかわらず、一切の疑念を受け付けないのだ。

 

野党(民主党維新の党)の劣化も激しい。そんなアベに言いまくられっぱなしの状態で、反論や追及も甘いものになっている。今が踏ん張りどころにもかかわらず、その重大な岐路であることをしっかりと認識すらしていない。

 

共産党が提起した、野党統一候補をだして、アベ自民と対峙しよう、それなくしては憲法破壊、反立憲主義を認め、とんでもない事態に陥ってしまうと言う提起に、もたもたして満足な現状認識すらできない民主党

全くあきれ果ててしまう。国民が見限って、ますます政治不信に陥ってしまう。その責任は民主党にあるんじゃないのか。

隠れ自民のような議員がたくさんいるんじゃないか。

 

野党は共闘という国民の側の声をまともに聞き入れようとしない、そんな民主党はいらない。

 

バックに連合が付いていて、電力労連や基幹労連などの大企業の労組がそれを支えているものだから、企業寄りの組合でしかないのだ。だから、民主党原発イラナイを打ち出せないのだ。

そんなしがらみと決別しろよ。あの未曾有の原発事故が起こっているのに、その影響が出て来てしかも解決までにはどれほどの年月が必要なものかも分からないというのに、再稼働をしたり、再稼働すべく準備を整えようとしている電力会社、企業の論理。

通常の感覚でははかり知ることができないものだ。

原発が動かなくても、電力は足りていたはずだ。

また、連合の神津会長基幹労組出身だけあり、共産党とは同一歩調を取りたくないのだ。自分たちの利益を追求するための労組であり、国民のためという発想がないといってもいいのだろう。

 

このままではアベ自民にやられ、どんどん独裁国家になっていく。

憲法9条の改正だって視野に入れているし、最も危険な緊急事態条項などすぐさま法案として提出してきそうだ。片山さつきなど、国会で必要だと言うことを訴えていた。

 

緊急事態条項については、こんなにも危険だ。

2016/01/11 岩上安身による升永英俊・弁護士インタビュー ~緊急事態条項について(動画) | IWJ Independent Web Journal

 

2016/01/06 山本太郎議員が緊急事態条項の危険性を鋭く指摘!「これが改憲の本丸。独裁者にとっては一番手に入れたいもの」 | IWJ Independent Web Journal