haruの窓

北海道発

節分

最近は、というよりもここ5,6年のことだと思うのだが、節分の豆まきよりも恵方巻きを食べる事が盛んに取り上げられ、メディア、スーパー、コンビニまでが入り乱れて恵方巻き商戦が展開されている。

こんなにも簡単に習慣というのか風習というのか、意識にすり込まれてしまうものなのかと驚く。果たして店頭ではどれほど売れているのだろうか。

 

我が家ではささやかな抵抗として、海苔巻きを作り切ってただ食べるようにしている。

長女が来たので1月31日に、海鮮巻きにした。

それにしても、スーパーに行って驚くのは、随分と物価が上がっていること。えっ、こんなに高かったのかと思うほど高い。

我が家は野菜はほとんどが保存しているもので間に合うのであまり買わないが、肉や魚の高いこと。

 

いつも行く車で20分ほどの温泉に行ったのだが、温泉の受付に何と恵方巻きが置いてある。ここでも恵方巻き?とつぶやくと、お客さんにサービスですと、2.3年ほど前からやってるんだと。うん、こんなサービスはいいな。わざわざ袋に入れて持たせてくれた。

 

今日の夕食に、連れ合いの実家から送ってきたという、「しもつかれ」というものが出た。

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画像ではよく分からないのだが、栃木県の郷土料理だという。

知り合いから貰ったらしいのだが、連れ合いが調べて話すのを聞く。

小さい頃に一度食べたことがあるが、子どもにはあの酒粕が入った味がとても食べられなかったそうであるが

俺もそんなごった煮を食べる事が出来るかな? と恐る恐る食べてみると、マアマア。

鮭の頭を入れ、大根や人参を鬼おろしですり下ろし、油揚げや大豆を混ぜ、そして酒粕で味を調えたものだそうだが、冬を乗り切るための農家の人々の知恵というものなのだろう。

恵方巻きよりもずっと好ましいもののように思われる。

 

しもつかれを広めるブログがあった。

simotukare.exblog.jp