haruの窓

北海道発

疲れた一日

昨日は起きてから体がゾクゾクとして、案の定37度4分ほど熱があった。

日中は無理をせず、熱い風呂にゆっくり入り、マムシ酒をグッと飲んで寝たのが効いたのか、体のだるいのが消えていた。

 

朝食後、長万部に向かう。国道が凍っていて気をつけて車を運転しながら、岩内、蘭越の港、寿都黒松内を通って長万部に。9時15分前に到着。

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今日は長万部で3月の3段昇段検定の特打ち。結構な人数が集まっていて30人を超える特打ち参加者。そして手伝いの道南ブロック推進協議会のスタッフと指導する5段を所持している7人ほどの方々と補助する4段の方々。総勢にすると80名ほどにもなる。

その他に、調理室では、長万部のそば愛好会の女性の方々が昼食の準備。

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特打ちなるものに始めて参加するので、どのようにやるのかと思っていたら、何とか方式とかで、3グループに分かれて、水回しをしてそば玉を作ったら、次の2グループの人が会議用のテーブルの上に木鉢を置いて水回しをしてそば玉を作るという。1グループの人はその場でつぶし,丸のし、そしてたたみまでをする。切りは,まな板にたたんだのを持って別の会議用テーブルの所に移動し、その上で切るという。2グループは1グループのたたみを待って、麺打ち台に行って、つぶし、丸のしをしてたたみまでをするという。

3グループの人は2グループの人が終わるのを見計らって、水回しを行うという、時間差で場所を変えながらそば打ちをするというもの。

 

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理屈上は分かるのだが、個々人には時間差があり、しかもそこに指導する諸先生方が、均等に指導時間を見計らいながら指導するなら,次々と回っていくのだろうが、指導なのか、模範技を見せるのか,講習なのか分からないものだから、待つ時間が長くなってしまうことも。

 

結局終わりの打ち合わせをしたのが、3時15分過ぎ。3時半頃に解散した。

後半など待つ時間が長いものだから,早く終わった人は飽きてしまい,半数以上の人は雪もかなり降っていたので途中で帰ってしまっていた。無理もない。俺だって朝早くから起きているから,疲れてしまい、椅子にでも座って待っていたかったのに椅子もないのだから。

運営に工夫の余地が大ありだな。

 

今回、当日使用する粉を始めて使い、2回打った事になるのだが、荒粉というだけあり、伸しの時に周りがひび割れしてくるし、練ってもなかなか艶が出にくい。そして、水を多く使うようだ。50%を超えて2回目には打ったが、俺のいつもの打ち方だともっと水を使うことになるだろうが・・・。

 

よかったことは、道南ブロック推進協議会の高橋会長が、俺の伸しの片方が肉厚になっているのを直す方法を教えてくれたり、奈井江の丸山5段が、親切に切りや丸のしの直し方を教えてくれたのには、残りの1ヶ月を精進しようという気にさせてくれた。

 

それにしても、手だな。荒れて荒れてひび割れをして、血まで出てくるのだから。

たくさん打ちたいのだが、なるべく手を洗わないで,ハンドクリームや保湿用クリーム、傷薬などを塗り,白い手袋を常にして手を保護している。だから、多くて一日おき。しかも、水回しの時には薄いビニールの手恵袋をはいて練習をしている始末。