haruの窓

北海道発

もっと頑張らなければ

2月となり、そばの昇段試験まで50日を切るようになった。

今は週3回ほどのペースで練習をしているが、何とか時間内に終了しそうになってきている。

粉にふるいをかけ、水回し、菊練り、つぶし、丸出し、四つだし,本のし、切り、そして後始末までの全行程を40分で終了しなければいけないもの。

 

粉と水を混ぜる,水回しの時間が短縮してきている。

そして、切る時のスピードを増す練習を繰り返し、7分ほどできることができるようになってきた。

課題は、伸しの均一化。なかなか伸しの厚さが均一にならないのだ。

 

今日は道場に行ってきたのだが、年が明けてからは比較的すいていて、先週は2名しかいなかったのに、今日は満員状態。新たに習いに来ている人が3人もいた。

俺の打つのをちらちらと見ていた4段の方が、「試験はいつ?」「3月です」と答えると、「じゃあ、もっと頑張らなきゃぁ。たたんだ時にずれているし、たたんだ麺体だって同じ高さじゃないでしょう」とズバッと言われてしまった。

 

確かにそうなのだ。

それでもここまで来たのだ。

1月の中頃なんて、そばを打てる状態ではなかったのだ。

それは、前々から気になっていたのだが、手が荒れて切れてくることがしょっちゅうあったからだ。一度などは道場で打っている時に血が出て、潰している麺生地に何カ所も血が付いてしまい、どうしようもなくなって,もう試験は無理じゃないかと思いかけていたこともあったのだ。

 

それからだ。手にハンドクリームや傷薬をまめにして、白い手袋をして手を保護するように心がけているのだ。そうすることにより、手もそんなに荒れることなく、何とか一日おきにはそばを打てるようになってきているのだ。

 

今度の日曜日には、3段受験の特打ちの日だ。長万部まで行かなくては。