haruの窓

北海道発

男の料理

haru11922010-12-04

昨夜は、上の娘の要望に応えて、つれ合いが仕事なのをいいことに、夕食を準備。

鮮魚店で、スケソウのタチ(俺の生まれた所では タツと言っていた)やその子(生のたらこ)を見ると、懐かしくも買ってしまうのだ。スーパーとは違い、まだ新鮮だからだ。

今でこそ、スケソウ漁はほとんどが網で取るが、俺が育った所では、はえ縄漁をしていたものだ。手間がかかるので次第にその漁法をする船が少なくなっていることは、新聞に載っていたが。


それと、昨日が樽開けのニシン漬けと簡単キムチ。タチは煮つけ。たらこは子合いにした。


   

 


   旨いはず。



『small trip 小さな荷物で週末旅』

朝、NHKで野宮真樹という人の、1泊2日の小さな旅の番組を放送していた。札幌放送局の放映だから北海道限定版。
それが、ニセコへの旅だった。

小樽の駅での乗り継ぎの合間を利用して、小樽近代文学館、富岡カトリック教会、小樽運河を見て、夕方にニセコ駅着。次の日は、アンヌプリスキー場近くのピザを焼く所や、外国人が行っている広大な農場や廃校を利用した木工所を写し、倶知安の寿司店で寿司を頬張り列車に乗り込むという番組。
http://www.nhk.or.jp/sapporo/smalltrip/


ニセコのどんなところが映るのかと思っていたら、知らない人と、知らないペンション、農園。ちょつと残念ではあったが、出演した野宮さんの人柄や生き方、制作意図がはっきりと汲み取れた。

旬のニセコを取り上げても、単なる観光ガイド的ではない番組に見入ってしまう。この番組には固有名詞はいらないのだ。

知っていたのは、本当はニセコではなく蘭越になるのだが、廃校になった湯里小学校。
この湯里小学校には、蘭越に住んでいた頃、未だ小さい息子と上の娘がこの学校を気に入り、よく訪れた温泉の前や後に、散歩をしたり、遊具で遊んだり、外の池に放たれていたヤマメを見たりとした学校だけに、とても懐かしく思いだされた。

今はこんな使われ方をしているのか。