haruの窓

北海道発

雛祭り

朝からいい天気。
3月に入ってからの吹雪と大雪が嘘のよう。


子どもたち,母、妹も揃い、雛祭り。


妹も母もと言うことになると、浜育ちなものだからどうしても魚の汁物になってしまう。
特に、魚の頭の部分は好物で、煮つけたり、汁物に入れられている。
塩味の鱈汁は美味しかった。


母には先日の結婚式のDVDを見せると、いろいろと思い出すのかしきりと涙を拭いている。
そうだよな、初孫で特に近くにいたものだから、父も母もよく来たし、こちらも出向いたもの。
たくさんの人に祝福されたり、新婦の家族との一緒の場面があると、まるで自分の手から離れていくような錯覚を覚えるのか、離れていくようで,もったいないと言う。

そして、下の娘は、この地に来てから生まれたので特に愛着を感じるのだと思うが、嫁に出すなら私が死んでからしてくれと。まだ17歳なのに。


ついこの前までは、はやく迎えが来ることをあんなにも望んでいたのに。
いったい何年生きるつもりなのか皆で笑うが、今は、母の気持ちが安定してきていると言うべきなのかもしれない。


母を早めにホームに連れて帰るが、その後、俺や妹、連れ合いや娘にと,次々と携帯で電話をよこしている。