haruの窓

北海道発

1週間過ぎた

昨日で、地震発生から1週間が過ぎた。

辛い1週間だったし、日本のこれからを大きく替える契機となる1週間だったように思う。


前例はあるものの、マグニチュード9.0など、想像だにできなかった。
事実が次々と明らかになるにつれて、津波による被害の大きさ。
三陸の美しいリアス式海岸をもつ町々が、その面影すら残さず、いとも簡単に壊滅する様。
人間の技術の粋を集めて創りだす営みなぞ、自然の前には立ち向かうことすら無謀であることの認識。

凄まじい。

しかし、俺だったらとても耐えられないかもしれないのに、そんな被災に遭いながらも、絶望することもなく、何と前向きに明るく振る舞おうとする人々が多くいることか。


こんな記事まである。
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110315/218989/


確かに、諸外国の動乱に紛れた略奪行為など、日本には起こらなかった。
単独犯による一件だけが報道されたに過ぎない。


そして、テレビの画面に映し出される子どもたちの笑顔の美しさ。それが何よりの救いでもある。
彼らを悲しませてはいけない。そこにはおとなたちが学ぶべきたくさんのことが凝縮されている。
まだまだ絶望すべきではないのだ。


テレビの画面から目を離せないのは、東電の福島第一原発の,次々と明らかになる恐怖。
原発というと,複雑な気持ちにさせられるが、今は何としても被害を最小限にとどめて欲しいと願うのみだ。

危険を顧みず、懸命に作業努力をしている、自衛隊、消防隊、警察官、そして、東電や下請け企業の人たち、お願いだ、日本を救ってくれ。