haruの窓

北海道発

原発の実態

ますます不安というよりも恐怖に近い気持ちにさせられる福島第一原発の実態だ。

一号機に続き2・3号機でもタービン建屋地下の高濃度の放射性物質に汚染された水の回収に向けた作業を始めたが、作業は難航している。
溜まった水は、原子炉から出た蒸気を冷やして水に戻す「復水器」に回収する計画だが、2、3号機の復水器は、地震直後の停電で排水されなかったためほぼ満水に。復水器を空にするため、これらの水を建屋外側にある「復水貯蔵タンク」に移す必要があるが、このタンクにも2号機で半分近く、3号機で半分以上水が入っている。このためまず、両タンク内の水を「サージタンク」に移し始めた。
東電の武藤栄副社長は29日夕の会見で「(回収の)めどは立っていない」と説明。

1〜3号機のタービン建屋地下から海側につながるトレンチの立て坑にも、高い放射性物質を含んだ水がたまっている。東電はあふれそうになっている1号機の立て坑について、土のうを積むなど応急措置をした。

原子炉の冷却作業について年単位の時間が掛かるとの見通しを示した。 


海にでも汚染水が流れ込んだら、大変だ。日本の魚は売れなくなるだろうし、食べられなくなる。
海水に混じっても、拡散するからそれほど心配はないと話した、安全・検査院が話していたが、誰がそんな話を信用できるもんか。


福島原発の復旧に向けての作業実態が明らかに
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110329k0000m040150000c.html?inb=yt

ひどい環境の中での作業。放射脳の被爆の危険と隣り合わせでの作業をしているのに、物資がなかなか届かないという。
雑魚寝にレトルト食品やビスケット。
東電は何をしているのだ、下請けにその作業を押しつけて、社員自らが食料を運べよ。
彼らに日本や世界の命運がかかっているというのに。
怒りに近い感情を覚える。



浦安地区もひどい。
今回の地震では、千葉県浦安市、東京都お台場などの埋立地の一部、茨城県潮来市などで液状化が発生した。
街の至る所に、土嚢と瓦礫が積み上げられ、特にJR新浦安駅周辺では、歩道と建築物との間で、大きな亀裂が発生しているところが多い。

開発の名の下に,本来は埋め立てることすら無理なところを埋めたてたからなのだろうか。
この舞浜地区などは,住宅建設の人気地区だったはずだ。

もう30年いや40年近く前になるが、埋め立て開発された頃に、大学の先輩が浦安駅近くのアパートへの引越を手伝ったことがあるが。町全体が新しくて街としての特徴がなかった記憶がある。そうか、それからもう40年近くにもなるのか。

 

朝のラジオで、内橋克人氏が話していた。
原発は、一部研究者、電力会社、官僚、関連会社が推進した大プロジェクトだったと。
彼が、美浜原発の公開ヒヤリングを取材した時、危険を指摘して発言した人の声を黙殺して、議事を次々と進めていったことを明らかにし、単に意見を聞くだけの形式的な公開ヒヤリングが住民に説明した・同意を得たと言うことに転嫁させ、次々と原発建設を推進していったこと。
今では2号機、3号機を作るのさえ、公開ヒヤリングすら実施しないで建設していることを指摘していた。



そういえば、ここの近くにある北電泊原発だってそうだ。
30年ほども前だが、公開ヒヤリングは選ばれた人だけが参加されていたし、その中で反対を表明した人の声すら届かなかった。
議論をする、話し合うとは、両者の考えを述べ合いながら,よりよい方法、妥当な方法を模索する場と思っていたのだが、これがヒヤリングという物なのかと。建設ありきなのだと。
それが今では3号機の建設。今度は使用済みのプルトニウムを利用した原発だ。



久しぶりりにニセコ
久しぶりに稲穂峠を通る。今年はスキーもしなかったので正月以来初めての稲穂峠だ。
何と、余市側からの上りが、登り坂車線が出来て、2車線になっていた。
重い荷物を積んだトラックが、なかなかスピードが出せなくてイライラすることもこれで解消される。
しかし、これがあるために、共和側の上りなどは、まるで高速道路のようにスピードを出すヤツがいるからな。

用事がありニセコに来るが、温かな天気のいい今日は羊蹄山が美しい。
気持ちがいいな。

美人で、腹の据わった、俺がもっと若い頃なら候補に名乗りを上げたいとも思う、Kさんが、入籍したことを聞く。
そっか、俺が言ったよな、君なら年下の男との結婚が絶対にいいと。彼は俺の知っている人?
2歳年下なんですと。
やはりな。それにしても嬉しい話だ。彼女も32歳だもの。

お母さんも喜んでいるだろう。お母さんは高校の同期だ。