haruの窓

北海道発

愛媛のミカンジュース

寒い一日だった。
雨も降っているし。

しかし、4月分の書類を整理して届けに出かける。



家に帰ると、玄関先に段ボールが置いている。
冬にボードをしに来た、娘の友だちから届いたという。
彼の実家のほうで作っているミカンジュース。

ちょっとしたメッセージまで書かれていて、連れ合いはまたしてもこの子はいい子だと。
俺もそう思う。
そんな、ちょっとした心遣いが出来る青年なのだ。


そういえば、料理のことで母親に文句を言っている娘に、青年が、そうじゃないよ、このシャキシャキ感が素材の味を感じさせているんだよと諭し、連れ合いがすっかり気に入ったのだ。

実際俺も話すことを聞いていて、我が家の子どもたちに欠けているものを持っている青年を気に入っている。


送ってきたジュースは、混じりけがない、酸っぱさを感じさせる天然物だった。