haruの窓

北海道発

盆の入り

朝夕に涼しい風が入ってくるようになった。
子どもたちも来ない、静かな盆の入り。
朝のうちに、祭壇を作ってと。


娘の塾に合わせて、2時過ぎに墓参りに出かける。
道も空いていて、比較的順調に。
天気が良いものだから、車を運転していても気持ちが良い。


2年前までの長い間、先祖の代からの菩提寺だった寺の住職、
いかにも彼らしいやり方だ。

寺の前には他の車が入れなくしているし、墓の入り口の通路脇の所に、
通るのをいかにも邪魔するようにして新たに建てた、彼の家の墓。
立派な墓で、それなりに自分の力を誇示しようという、彼の性格そのままが現れている。


そのような、謙虚さのないところが、俺の死んだ父がよくぶつかって、叱られていたところなのだが。


昨日も、妹一家と大伯母とで、その話が持ちきりとなる。


だから、母もそれが嫌で菩提寺を変えることを強く望んでいたし、
連れ合いだって、約束の時間は平気で破るし、予定無く突然来るし、ドタキャンはするし、
そんな人柄を嫌悪していたものだ。


まあ、もう関わりがないのだから良いのだが、墓参りをする時にはそれを行くたびに思い出させるのだろうな。


6時頃から、区会の盆踊りの音楽がずっとなり響いている。