haruの窓

北海道発

陣中見舞

長女の所に陣中見舞いに行くために、連れ合いと朝から準備。

先週から今月末まで教育実習に入っている。


大変だとか、遅くまで残って仕事をしているだとか、はてまた、その期間中は休みを取っているにも関わらず、勤め先から電話が来るだの、自分だけが大変そうなので、親ばかではあるが、多少は食い物でもと朝から作った。


何せ、片道3時間ほどもかかるため、少しでも早く行って、早く帰りたいがために5時起き。



道路地図で見ると、何とこの場所の駅は、テレビでドラマ化された、昨日悲別でのロケ地だそうだ。
だから、今でこそ廃止されているJRの駅名に、ドラマで使われた、悲別駅と名付けているのだ。


この倉本聰のドラマは、ビデオやDVD化されていないため、今は映像では見られないという。


さてこの地、訪ねるのは2回目だが、かつては国策として進められてきた石炭産業で栄えた町。
国のエネルギー政策が、石油や原子力に変わり始めた、他の炭鉱と同じく三井が撤退。
町の斜陽に一層の拍車がかかった。


車から降りると、ムッとするような鼻をつく匂い。
俺には農薬のような匂いに感じられたが、連れ合いには石炭の燃えたような匂いだと。
(結婚したての頃住んだ地の住宅では、風呂は石炭で沸かしていたので、暖房としての石炭を知らなくても、その匂いを覚えているのだ)


採掘の際に捨てられた石炭が積み上げられた、ぼた山からの匂いだと。
そのぼた山から煙が出ていると言われるが、俺には確認できなかった。
こんな匂いがするところは辛いな。



帰宅して、アマゾンで早速、昨日 悲別での本を注文した。