haruの窓

北海道発

鉢呂辞任か

鉢呂が辞任したか。
彼は、北海道4区から出ているので、我々にはおなじみの議員だ。

この4区に鞍替えしてからも、俺が知る中では一番選挙カーを乗り付けて、
地域周りをしている議員だ。
週末にはまず彼の声を聞かない日はないほどだったが。
まるで、馬車馬のような感じがする男だった。


だから、彼が知事選に立った時も、はるみじゃなく、彼に我が家では一票を入れている。
今回の民主党が政権を取った時の衆議院選挙でもそうだ。


農水相ではなく、野田の後の経産相ということで、
官僚やアメリカのいいなりにならないのに、何で鉢呂なんだと奇異な感じがしたのだ。

原発も、泊原発は彼の地盤にあるし、TPPにしても、北海道の農産業にとって
死活問題の難しい課題だったのだ。

野田にさらに踏み込んで、将来的には原発はゼロにと言っていたのだ。


嵌められたんじゃないのか。
誰が見たって、「死の町」だろう。そのような酷さで目に焼きついたのだろう。
率直な表現ではないのか。

当たり障りのないオブラートでくるんだ表現は、東電や原子力産業界、そして政治家、経済団体を擁護するだけではないのか。

住民感情を逆撫でするものだという言い方は、東電や政治家などの責任逃れの言い方ではないのか。だれが、いったいこんな地域にしたのか。それを追求する方が先だろう。


「放射能を移す・・・」という発言は不味い。これは、福島の人に対するいじめだ。
これは許すことが出来ないが、
何でも報道するのは、逆に、それによって、政治家が縮こまってしまうことを恐れる。

今のマスコミが正義の物差しではないんだ。


「鉢呂発言のマスコミ報道に抗議する」と、こんなブログを見つけた。
http://approaches.blog135.fc2.com/blog-entry-6.html

河野太郎の「ごまめの歯ぎしり」にも、「無念の経産相、辞任」とのタイトルで、
http://www.taro.org/2011/09/post-1083.php