haruの窓

北海道発

ごっこ汁

久しぶりに魚屋で「ごっこ」を見つける。
「ごっこ」とは、見るからに鱗もなくぬるっとした
魚とは思えない魚なのだが、
北海道いやこの辺では「ごっこ」と呼ばれる。

七福神の布袋様に似ているので、「布袋魚」とも言われるのだが。
これが、ネットで見つけたその写真。

数年前までは、魚屋ではこの形のまま売られていたのだが、
最近では煮るばかりに調理して売っている。

そのごっこ汁を作ってもらった。
身はぶりぶりしてコラーゲンたっぷりで、骨らしい骨は軟骨で柔らかい。
それを、豆腐とネギを入れて、醤油ベースの味付けをする。
あとは、この時期にしかお目にかからないのだが、寒ノリを入れると美味しい。

卵も一緒に入れて、肝臓も入れて。
最初はちょっと勇気がいるかな。


まあ、これは連れ合いが上の娘が来たからしばらくぶりに食べさせたいと。
俺は、せっかくだからこの間習ってきた蕎麦を打つ。
練習しなければ、上達しないものだから、二八蕎麦を打つ。

娘が食卓に来て、
えっ、これお父さんが打ったの、蕎麦屋のみたいにちゃんとつながっているうでしょと。
驚いた声を上げる。

そうだよな、習い始めてからの蕎麦を上の娘は初めてで、
その前には,ぶつ切りの太いものしか食べたことがないのだから無理からぬこと。

まあ、練習あるのみだな。

写真のアップは次回。忘れたのだ写すのを。