haruの窓

北海道発

新学期

この週末は、都心が桜が満開の時期を迎え、見物客でたいそうな賑わいだったそうだ。
この辺は例年なら5月の連休の頃だが、今年は寒かったので連休に間に合うかどうか。

福島や被災地の方々が、復興に努力しているのは分かるのだが、
それにしてもフクシマについてはあまりにも報道はない。
どのような対策をとって、放射能対策をしているのか、汚染水をどのように処理をしようとしているのか、
海に流れ込むそれをどのように対処しようとしているのか。

だから人々が本当に不安を覚えるのだ。


政府も被災地の方々も忘れてしまいたいのは山々なのだろうが、
水で流し、表面をはぎ取ること程度の対策で良いのか。


はっきりと事実を公開して、何をしようとしているのかを知らしめ、
そのためにどのような我慢をし、一人一人が何をしなければならないのかという道筋を示して欲しいものだ。

それが、いい加減な公表隠しを公然と行い、
事故は収束したとの偽りの言葉で人々を愚弄している日本の指導者たち。

大飯原発の再稼働ありきの取り繕った安全基準。
夏の電力需要に対処出来ないと言うことばかりが先行して、
これからの電力をどのようにしたらいいのかとののらりくらりとした時間の引き延ばしにうんざりする。


子どもたちのことだって、どれほど考えているんだろう。
親たちの切なる気持ちを理解しなければ・・・。

ロシアのチェルノブイリに学んでいかなければならないのに。
事実を事実としてしっかりと見つめ亡ければならないのに。


1年後の3.11の追悼式で、、
天皇は、「安全な国土」をとお話になり、
野田は、「復興」を語り、
陸前高田の戸羽市長は、「私たちの復興は、産業の復興で達成されるものではない」と語っていた。
それぞれの違いを考えるべきだろう。



隣の家の子は、中学校の入学式が6日だったそうで、
制服を着て登校した。

新学期のこんな初々しい子どもたちの笑顔が素晴らしい。


うちの大きな新学生は今日が入学式だ。
式の途中で避難するような緊急事態が起きたそうだが、
午後からは母親がガイダンスを受けたのだろう。
早く初々しい写真を見たいとは思うが、まだ送信してこない。