haruの窓

北海道発

小沢裁判の行方

仕事場にラジオを持ち込み、10時にスイッチをひねるが、雑音ばかり。
この仕事場は電波状態が極端に悪いのだ。


別室でテレビを付けると、「無罪」という判決が出たと、号外が配られていた。
でっち上げられた裁判だけに、どんな判決が出るものやらと思っていたが、まずはよかった。判決文がむしろ問題だ。あの内容なら、有罪との判決が出てもおかしくないように感ずるが、極めて政治的な判決なのが分かる。


報道されることばかりではなく、報道されない部分にこそ真実が隠されていることがある。 

小沢は、師と仰ぐ田中角栄ロッキード裁判の公判をすべて出席して傍聴していたという。
その裁判から、多くのものを学んでいる彼が、金に絡んだ金権政治をするだろうか。


「政治とカネ」の問題として小沢をすぐに取り上げるが、
マスコミと検察が作り上げ、世論を刷り上げてきた結果だと言うこと。
その呪縛からきっぱりと決別しない限り日本は暗澹たる国になっていくのだろう。

お子様政治が跋扈する中、本当の民主政治を願わずにはいられないこの頃だ。