haruの窓

北海道発

ごっこ汁

ごっことは魚の名前である。

正式には布袋魚という名が付いているが、この辺では「ごっこ」という。

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またしても娘が生海苔を貰ってきた。結構な量だ。

そこで、今の時期には鮮魚店に出ている既に処理してあるごっこを買い求めた。

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結構処理をしたものは高かったが、一匹ごとの方は、メスが卵子を持っているからか1200円ほど、雄は600円ほどだった。それにしても高くなった。

 

海辺で育った幼少の頃は、冬に海がしけると海岸に打ち寄せられてきて、懐中電灯で照らしながら拾ったりしたものだが、でも、1年に1回くらいは食べたくなるものだ。

 

頂いた生海苔をたっぷり入れて、ネギ、豆腐をいれて、醤油ベースで味を調えたのがこの辺のごっこ汁。

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美味しかった。