haruの窓

北海道発

やはりそうだったのか

安部に関して、テレビや新聞の論調が可笑しいと感じていたが、やはりそのような事実があったのである。

ある国会中継の時、社民党の福島前党首が、憲法改正について質問している時、

安部はその質問に真っ正面から答えようとせずに面倒くさそうに、何度も何度も同じことを聞かれているので、何度も何度も説明しているじゃないですかと、さも、相手を見下している論調でこたえ、それに自民の議員たちが同調して笑いのうちに答弁を終えてしまったことがあった。

安部は靖国の時も、あめりかとのことで、丁寧に丁寧に説明していくことによって両国の関係が壊れることがないと応えていたことがある。

国会での質問には真摯に答えることをせずに,はぐらかし、こと海外とのことに関しては、丁寧に説明すると話すなど、何処の国の首相なんだと思いたくもなる。

NHKの会長発言や、経営委員の問題発言についても、私は実際に聞いていないんだから応えようがないんだと、責任を放棄している。調べるように調査するなどというまともな答弁は聞いたことがない。

 

このポストの記事にあるように、内閣がいちいちNHKやテレビ局の発言内容をチェックして殊更それを問題にしたり、首相の記事やニュースを殊更多く取り上げたり、国会でのやりとりを、安部に寄り添うように編集して放送するなど、今の内閣は、報道の自由を不自由なものに変えてきていることになる。

だから、どうも新聞やテレビでは、やたらと安部をヨイショしてみせる内容が多いわけだ。やってられない。

 

反安倍首相の論客が干される TV局が官邸の監視にビビる現状(週刊ポスト) 

 

週刊ポスト2014年3月28日号

 NHKについては、安倍晋三首相肝いりで籾井勝人・新会長が就任以来、番組内容が政権寄りに偏っていることが取り沙汰されてきた。最近のニュースでは、野党の質問より安倍首相の答弁の時間が圧倒的に長いのが定番化しており、なかには首相の答弁だけで構成されていた日もあった。

 

 森喜朗・元首相が浅田真央選手について「あの娘、大事な時には必ず転ぶんですよね」と発言したことをNHKだけが取り上げようとしなかったりといった、放送内容をめぐる「異変」も起きている。

 

 NHKが着実に「安倍色」に染まりつつあるなか、実は他の民放でも官邸の影響力は強まっている。その証拠に、ニュース番組やワイドショーから、反安倍派のコメンテーターが次々と外されているのだ。

 

テレビ朝日系『ワイド!スクランブル』では、この4月、古賀茂明氏やなかにし礼氏などの反安倍派の論客がレギュラーから外されることになった」(テレ朝関係者)

 古賀氏を直撃すると、「外されたのは事実だが、出演者は全員見直しだと聞いている」とのことだった。政府の原発再稼働などに反対する古賀氏のレギュラー出演は、関西ローカルの朝日放送だけになる。

  反安倍的な主張によってニュース番組から外された人はほかにもいる。経済アナリストの森永卓郎氏もそのひとりだ。

 「一部で、『森永卓郎はビビッてニュースやワイドショーに出ない』という指摘が出ていたんですが、それは事実ではなく、テレビの方が使ってくれないということなんです。バラエティ番組には出ているので、露出は減っていないのですが、間違いなく、ニュースやワイドショーには使ってもらえなくなっている。

 

 例えば今後の景気について私は、『4月から奈落の底になる』とずっと言い続けてきました。が、そうした見解は、テレビは一切取り上げてくれない。放送されているのを見ると、ベアが次々に行なわれているので、景気も明るい兆しが出ているというふうな内容にしたがっていることがよく分かります。

  結局、はっきりモノを言う人間を使わなくなったのでしょう。その結果、当たり障りのない人がコメンテーターに選ばれるようになったわけです」

  いまやどの番組を見ても、NHK同様、安倍政権側の言い分をストレートに垂れ流すだけ。しかし、それには事情があった。

 「数字がちょっとでも違ったり、首相の発言のニュアンスの微妙な違いだけでも『そういう言い方はしていない』と官邸サイドからクレームが入る。首相本人が話しているVTRでも、『なんでこの部分をカットしたのか』とまでいってくることも」(民放ディレクター)

 安倍官邸の監視の目にテレビ局側がビビッているわけだ。

 

 

 特集ワイド:「みなさまのNHK」が変だ OB、OGが内情語る

毎日新聞 2014年03月18日 東京夕刊

http://mainichi.jp/shimen/news/20140318dde012040002000c.html

 

 

我が家では、今の状態が是際されるまで、NHKの自動引き落としを解除することにした。物は申していかなくてはだめだ。今のままじゃ何も変わらない。