連休が終わったら
最大5日間のシルバーウイークが終わったら、国民は忘れてしまうのではないかと・・
またしても国民をなめた発言を繰り返す、菅官房長官。
イラク特措法の時だって、あれだけ反対があったにもかかわらず、今では国民が理解してくれている・・・。今度の安保法案だって時が経てば理解できるんですよ・・と、憲法違反の法案を堂々と問題がないかのように話す、弁護士資格を持つ高村副総裁。
一人一人の個として、立ち上がった人々の思いはそう簡単に消えるものではない。俺も最初は、国会で通過したら、盛り上がった一人一人が声を出すこと、8.30では国会前に12万人が集結し、その日には全国で大小の集会やデモが1000カ所以上にも上ったという、怒りに打ち震えた声がどうなっていくんだろうとの思いがあったのだが、今回は、これからが運動の始まりだと明るく話す若者や、未だかってなかった、国民連合政権の樹立を共産党の志位委員長が野党に呼びかけたりと、本気の戦いを挑もうという気運が盛り上がってきている。
いろいろな記事を載せてみる。
田中龍作ジャーナル
田中龍作ジャーナル | 反戦・反原発 「参院選まで怒りを持ち続けて」
現代ビジネス
内田樹さんのブログ
23日には代々木公園で、反安保・反原発の集会に、25000人が詰めかけている。(東京新聞記事)
9月19日(強行採決の日に)行った、共産党志位委員長記者会見
国民連合政権の樹立を呼びかける
志位委員長の提案に対して、新たな運動の方向性が示されたように感じるのは俺ばかりではないようで、ツイッター上では盛り上がりを見せている。
そして、戦争法案に賛成して議員を落選させようという声が大きくなってきている。
さて、反対した市民の声は、多くの野党の議員たちの背中を押したのは事実だ。
昨年の7月に閣議決定をした時には、野党の中からは反対の声こそあれ、大きなうねりのような議論を巻き起こしたわけではなかった。
党の中で強硬に主張して、党の方向性を決めようとするにはどれほどのエネルギーが必要であるか。そんなことから、自己保身に走る議員もいたのであろう。
それが衆議院の強行採決以来、反対する声が日増しに強くなり、学者や学生たちやママたちや、高校生、そして老人たちも立ち上がり、大きな怒りの声を上げるにつれ、議員たちはその姿に驚き、後には引けなくなっていったことは事実だ。
多くの野党国会議員が国会前の集会に顔を出し、大勢の人の前で語り出すともう後戻りはきかなくなる。
今立たなくてどうする。今戦わずしていつ戦う。
さて、問題なのは民主党だろう。憲法改正賛成、集団的自衛権賛成議員が結構いるのだから。そしてまた日本会議の議員まで。その議員たち、今回の国会の中では存在感がなかったのだが、これほどの反対の声に驚いているだろうが、さて、民主党が支持率を伸ばすことが出来ないのは、そんな曖昧さをみんなが知ってしまったからに他ならないのだ。
この勢いは止まらないぞ。民主党よ腹をくくれ。