haruの窓

北海道発

赤ならの麺棒

10月に入ってからの天候が芳しくない。2度も台風を思わせるような風が吹きまくり、畑の作物や庭の花類もほとんど倒されて再起不能の状態となっている。そして、先週末から、ずっと続けて雨雨雨。

愛犬などはほとんど小屋から出てこない。

畑もぬかるんでいるし、後片付けすら出来ないでいる。

 

日曜日に、雨の合間を縫って畑の大根を少し抜こうと畑に入ったら、畑の中がまるで田んぼ状態。長靴がずぼずぼと中に入っていき、どうにもこうにも靴が土の中から抜けなくて,早々に断念したような次第。

後始末と、サツマイモの収穫とネギ起こし、大根抜きをしてしまいたいのにそれが出来ないでいる。

 

さて、今日は、3年間そば会で一緒だった方が、札幌に帰ってしまうと言うので、数人が集まってささやかな送別会。

彼は、不動産関係の仕事を終えた後、自由気ままな生活にあこがれ、この地に一人やってきて、そば会に入会してきた。当時確か72だと語っていた。

自分の好きなものを食べ、自分で料理もし(そば会での持ち寄り新年会の時には、自分で作ったというパエリアを持参して皆が驚かされもしたものだ)、俺は魚の一夜干しも随分もらったものだ。本人はまだまだこの地で生活したい意向があるようだが、家族からの反対でそれを断念したようだ。

そばもまだまだ満足のいくものを打てるようになっていないのが残念だと語っていたが、札幌でも少量の粉でそば打ちを出来るだけ続けるという。送別会の折りに、俺が使っていたのだが、赤ならの80センチの麺棒を餞別代わりにプレゼントした。