haruの窓

北海道発

一年の締めの日に

昨日に引き続き、新年を迎える準備。

お供えを各所に上げる。神棚、仏さん、床の間、車庫の車の前、そば打ち場と。

スーパーと鮮魚店で買い物。スーパーは結構混んではいるが、皆さんの買い物かごにはそれほど品物が入っているわけでもない。あらかた、正月の食材はほとんど用意しているはずだもの。我が家だって、雑煮に入れる肉や野菜くらいだ。

 

昼食時には、昨日切ったキタノマシュウの蕎麦を。大熊商店から購入した鰹の厚い削り節と宗田鰹の削り節で出汁を取った汁、2日間おくと味にまろやかさが出てくるようで美味い。

あと俺の仕事は、飯寿司を樽から出してしまい、冷凍するものはしておくことと、母のところに行って、カレンダーの交換とおしゃべりと。

 

何ということもない大晦日の夕方の風景だが、カジカの鍋が出来て、手巻き寿司の準備が出来た頃に長女が帰宅。

休みに入って東京の兄貴のところで姪っ子を見て、宇都宮で妹や祖母、叔母に会い、日光を観光、ドラゴンアッシュのライブを見て戻ってきたもの。

いつもいつも、お膳だてが終わった頃に姿を現してくる。

 

恒例の手巻き寿司。

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今年は、どんどん政治が右傾化した。

極端に極端にと暴走している。憲法は破壊され、理性が軽視され、それに追随するマスコミや産業界。次第に言いたいことも言えない時代が来るのではないかと懸念される。その例が、野田聖子自民党総裁選に立候補しようと動き出した際に、推薦議員が増えつつある時にそれを恫喝、脅して取りやめさせたこと。民主的とは言えない画策に、平気な顔をしてそんなことはないと嘘をつきまくるアベ。そんな現象に現在の日本が象徴的に表されている。

先日の高浜原発の再稼働裁判だって、つい数ヶ月前には再稼働を認めない判決が出たのに、先日は容認判決が出るなど、そんな時代の空気を自ずから反映した判決が出る。

恐ろしいことだ。

 

共産党が提案した、国民連合政権を目指した野党の団結を、民主党が中心となってゴタゴタ。それしかないじゃないかと思うのに、政策が違うだの共産党と一緒なんてと。

自民党の補完勢力かと思われる動き。どうしようもない体たらく。あと参院選まで半年しかないのに、何をゴタゴタしているかと本当に政治不信にも陥るというもの。

 

シールズや学者の会、ママの会など、純粋に反安保の動きが出て来たのはかすかな希望とは思うが、はたしてそれだけで動きが変わるのだろうかとも・・・。

 

今年は貧困の問題もよく取り上げられた。何のための政治なのかと本当に腹が立つ。

 

 

我が家的には、長男のところに女の子どもが誕生。まあ孫だがそんな嬉しいことが。

長女は採用試験に晴れて合格し、4月から正規の職員として働き出したこと。

次女も就活をしていたが、何とか札幌に帰って来ることに。

子どもたちについては嬉しい年であった。

 

新しい年はどんなことをもたらしてくれるのか分からないが、良い年であるよう祈りつつ大晦日を迎える。