そば打ち体験を
近隣の町のある地域でそば打ち教室を開催したいとのことで、そば打ち体験の依頼を受ける。夕方の5時半からなので、4時までには荷物を準備して出発。
この地域は、7.8年ほど前に地域にあった小学校が閉校してしまった所。
一応3人で指導を行う準備をしていたのだが、昨日の夜には20人にもなると担当者から電話があり、急遽20人分ほどの試食用のそばを用意して向かったのだが、何と集まってきたのが17人。
こんなにも集まってくる事に驚いてしまう。
漁師町らしく、大半はおばちゃんたちだが、若い女の子や小学生までがやってきた。
男の人も5人ほど。地域の社会教育としての成人学級は、大きな行事でもあるのだろう。
ひとグループに6人ほどを割り当て、集会所の狭い台所で体験教室が始まる。
お互いが知っている人同士で、お互いのやり方を批評し合う、賑やかだ。
漁師町らしい雰囲気だ。
用意してきた入れ物に切ったそばを入れて持ち帰り用に。
試食には用意してきたそばを。炊事場のガスコンロは火力が強くてそばを茹でるにはとてもいい。水だって冷たくて美味しい水。それをもり蕎麦で。
美味しい美味しいと、たれも美味しいと。
たれをどのように作るのか聞かれるが、美味しかったのだろう。
今回のたれは鰹を多めに入れて作ったもの。1リットルも作ればいいだろうと思っていたのだが、多めに作っておいてよかった。
雪が心配されたが、穏やかな天候の中、大きな道具を会館で下ろし、家に着いたのは9時を回っていた。