haruの窓

北海道発

飯寿司作り 2

そして、3時間くらい重しをして石を取る。搾った身はいい堅さになっている。そして、いざ漬ける準備を。
ご飯、麹、酒、味醂、酢、塩、人参、生姜、ゆず、鷹の爪などを揃えて、効率的に漬けなければならない。



この7・8年は、子どもたちにも我が家の味を意識させたく、漬ける時には家族みんなが関わるようにしてきた。だから、10年以上も前に家を出ている息子はともかく、二人の娘には手伝わせてきた。しかし、今年は二人とも予定が付かずに、つれ合いと一緒に漬ける。


        

                 

11月21日2時過ぎからはじめ、5時頃まで。思ったより時間がかかる。下のガレージで漬けたので、暖かい日ではあったがすっかり体が冷えてしまう。
 

父親が亡くなってから、母からその飯寿司作りを引き継ぎ、毎年試行錯誤を繰り返しながら、10年ほども過ぎるだろうか。しかし、ここ3年ほどは失敗もせずに、一定の味を出すことが出来るようになってきている。

それをお歳暮代わりに届けるのだが、喜ばれるにつけ配る人が増えていくのが悩みの種。



あとは、重石の管理だけ。

今年は、念願だったホッケの飯寿司も漬けることが出来て満足しているのだが、果たして出来映えの方はどうだろうか。

3週間後が待ち遠しい。(母は3週間たった口を切って大丈夫と言う。これが、祖母が母に伝えた我が家の飯寿司の樽を開ける目安なのだろう)