haruの窓

北海道発

何とかクリア

そば打ち練習の日。

今、二人が6月に初級昇段試験受験のために練習をしているのだが、今日はいつもの練習場を変更して、別の会場を借りた。

というのも、通常の練習場は、麺を打つ台が高く、上から伸すことが難しいので、様々な支障が出ていたもの。

今日の場所は、二人にとってはまだ高いものの、非常に打ちやすい高さと二人とも言う。

 

時間を計って、後始末も含め40分以内を目指して開始。

途中指導も多少したのだが、いつもより良いペースで進む。彼女は良い大きさに四つ出しを決める。しかし彼は四つ出しが小さい。そこで時間がかかる。

二人とも必死で打っていてあまり余裕が感じられず、切りもまだまだ文句を言いたくもなるような切りだったが、二人とも初めて40分を切って終了。ぎりぎりだったが・・。

 

3週間前に40分を切ったと言うことは、あとはこの自信を持って、気持ちを楽にして打つことが出来るので、大きな自信に繋がったと思う。

 

とにかく、この6ヶ月ほどは(12月や1月を除き)毎週のように教えてきたのだ。

それなのに一連のそばを打つ流れがなかなか理解できず、すぐに前回のことを忘れてしまい、何度も呆れてきたものだった。

何か、無理に練習させられていると勘違いでもしているような発言も見られ、何度も途中で俺だって投げ出したくなったりもした。

 

自分で決めた以上は、それに向け前向きに気持ちを持って行くものなのに、後退発言とは・・。落ちた時のこととかをすぐ心配してしまい、腹がいたくなったり、吐き気がしたりと訴えることもあったのだ。それにしても彼はそんな風な男なのだろう。会では一番若いのに。

 

それでも、今日の時間内クリアは自信に繋がったことと思うのだが。一気に自分の気持ちを高めていくしかないのだ。そして、楽しんで試験を受けることが大事なんだ。