いろいろな蕎麦
今日のそばの例会は、いつもとは趣向を変えて、いろいろな打ち方のそばを味わってもらうことに。
10時頃からそば打ち。
まずは新十津川渡辺農場の牡丹そばの粉を1キロ生粉打ちを試みる。
生粉打ちをまだ自分ではほとんど打たないし、人に教えて貰ったこともないのだが、とにかく丁寧に水を多めに入れてよく練ることに専念した。この粉は実にさらっとしていい粉である。
四つ出しに失敗して、形が歪になったが、肉分けや本のしを丁寧に丁寧にと心がけた。
次には、幌加内産の田舎そば粉と粗挽き粉を500グラムずつ入れ、つなぎを200グラム入れた1.2キロを。篩にかけている時、そば皮が出たが無視してそれも粉に混ぜて水回し。
この幌加内の製粉工場から買う粉は、とにかく50%以上の水を要求してくる。今日も同様に要求してきて、それに応えて多少多めに入れたが、練っている最中にしまってきた。
早めに仕上げるべくスピードを上げてそば打ちを終えたが、まずまずのそば打ちだった。
今日はこの2種類のそばを食べ比べるので、出来上がった麺にギュッと絞った布巾を掛けておいた。
さて、例会の会場では予定していた、自分で育てたそば粉を持参した会員がいたので、そのそば打ちに付きっきりで見ていた。
挽きぐるみを、何度か篩にかけたものらしいが、更に篩にかけるとたくさんのそば皮が出て来た。それは取り除かせたが、水回しをするととにかく茶色く変色する。
粉が要求するのに任せて、それに応えさせて水を追加させる。かなりの水が入ったのだが、ようやくまとまりだしてくる。
伸しの途中からぼろぼろとなり出したので、俺が替わって打ち出し、厚めだけれども素早く伸してたたむ。
切りは会員に任せたが、本当に茶色い麺が出来上がった。
またしても、入れ物にきれいにた切った麺の写真を取り忘れる。
食べている途中に写真を写していないことを思い出す。
左下が会員が持ち込んだ茶色い麺。右下が、生粉打ち麺、上が田舎粉を使用した麺。
それぞれの風味があり、こんな例会も良いものだと。
早くも6時には終了。