haruの窓

北海道発

寒い吹雪いた日

朝から風。
断続的に吹雪いている。予報通り。寒い。

風速10メートルならたいしたことはないが、雪がついたらちょっと大変。


朝10時からの会議のため隣町に。9時過ぎに出かけるが、時折前の視界が悪くなる。
長靴で来たり、防寒着を着込んで来るメンバーが多い。この天候だもの、車で来る途中にどんな事態が起こるか分からないから、万一の場合に備えて来るのだ。

道内では結構な数の事故があったようだ。

夕方6時過ぎに歯医者に行ったが、その頃にはおさまっていたが、今年は最近にないほど雪が多い。しかも風混じりの雪の日もある。まあ、吹雪と言うにはまだまだではあるが。


温暖化の影響があるのかも知れないが、20年ほど前はもっとすごかった。吹雪地帯の所に住んでもいたのだが、家から10メートルも離れていない電信柱が全く見えなくなることがよくあった。そんな中に車で出かけようものなら、本当に自殺行為である。

そういえば、丁度その頃、雪に車を乗り上げてどうしようもなくなった若者が家に転がり込んできたことがあった。しかも、履いている靴といえば、サンダル履き。びっくりもしたが、一晩泊め、次の日の朝に近所の農家の人にトラクターで車をひっぱってもらったことがある。


またこんなことも。子どもたちがまだ小さかった頃、吹雪の日に両親のいる家にむかったが、あまりにもひどくて、やっとの思いで家に着いた時、その頃は健在だった父が、「吹雪の中をくるおまえたちも大変だったと思うが、待っている方も大変だったぞ」と言われたことがある。携帯などまだなかったころである。


本当に吹雪は怖い。