haruの窓

北海道発

シアターキノに

朝8時過ぎに娘の車のタイヤ交換。

スタンドに行って空気圧を整える。

 

10時、娘と連れ合いと札幌に。

久しぶりの狸小路

 

実はシアターキノで今日だけ開催の映画「首相官邸の前で」を観に来たのだ。

ツイッターで夏頃に話題になり、当初は青山のアップリンクでしか上映されなかったのだが、最近では結構上映するところも出て来ている。

 

この映画は、小熊英二監督によるが、彼は慶応の教授で歴史社会学者として最近の著作が非常に注目も集めている人。

福島での原発事故以来、2011年から原発の稼働を止めようとする人々が、高円寺や新宿でデモを繰り返すうちに、首相官邸前でも繰りかえし行われ、その参加者も10万人も超える声となってきているのに、きちんとした記録として残されていないことから、それを記録として残したいという思いで制作した映画。

 

見ていて、この反原発デモの高まりがあったから、安保法制に反対した運動の

盛り上がりがあったのではないのかと、この原発デモの延長線上にあったのだと考えてしまう。それほど、最近にはないデモだったのだ。

あまり報道されなかった運動だけに、貴重な記録として心の中に止めておこうと。

そして、意思表示形態としてのデモの効果も。諦めてはいけないと。

 

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上映後、小熊英二さんと、北大の教授の吉田徹さんのトークがあった。

二人とも東京から駆けつけてきたそうだ。吉田さんはNHKの日曜討論に出演していたそうだ。

客席は360席ほどだとか。ほぼ席が埋め尽くされていた。